① 月次貿易統計(輸出・輸入額)
- 2025年11月分の速報値では、輸出額が 約9兆7,147億円、輸入額が 約9兆3,924億円 となっています。前年同月比では輸出が約6.1%増、輸入が約1.3%増と、輸出の伸びがやや強い結果です。これにより差引は約3,223億円の黒字となっています。税関総合情報
- 月次推移を見ると、10月の輸出は約9.76兆円、11月は若干減少したものの依然として前年を上回る水準で推移しています。Trading Economics
👉 これらの数字は、日本のモノの貿易活動が依然として大規模であること、輸出が前年水準以上で推移していることを示しています。
🔹 ② 貿易条件指数(Terms of Trade)
- 2025年10~11月時点の貿易条件指数(輸出品価格と輸入品価格の比率)は、88.8 → 89.4ポイント と微増しています。これは輸出・輸入価格の関係を示す指数で、前年を下回る水準で推移していますが、やや改善傾向にあることを示します。Trading Economics
※ この指数は、貿易収益性を示す指標として使われます(価格面で「どれだけ得か」を示す)。約100を上回るほど有利、100未満はやや不利という読み方が一般的です。
🔹 ③ 貿易指数・統計データ(e-Stat)
- 日本政府統計ポータル(e-Stat)には、2025年11月分までの貿易統計データセットが公開されています。
これは輸出入額だけでなく、主要地域別・品目別・貿易指数の推移など詳細なデータが含まれています。公開日は 2025年12月25日 です。e-Stat
👉 ここには Index(数量ベースや価格調整後ベース)、地域・品目別の動きがあり、分析用途にも使えます。
📊 傾向まとめ(2025年の日本貿易)
✔ 輸出は堅調に推移
10〜11月時点で前年同月比で増加が継続している(月別ベース)。Trading Economics
✔ 輸入も増加傾向だが伸びは緩やか
エネルギー価格や為替の影響を受けつつも増加。Trading Economics
✔ 貿易条件指数は100未満だがやや改善の兆し
輸出・輸入価格の関係を示す条件指数は緩やかな改善傾向。Trading Economics
✔ 統計データは最新値が12月末に更新済み
詳細データセットは政府統計で入手可能(11月分まで)。e-Stat
🔎 補足:解釈ポイント
- 輸出・輸入額は 名目値(円ベース) での統計です。為替・価格効果が入るため、数量ベースの動き(貿易指数の数量指数)も合わせて見ると需給トレンドをつかみやすくなります。
- 貿易統計(貿易額・数量・単価・貿易条件指数) は、毎月政府統計(財務省貿易統計)で詳細が更新されています。最新の 2025年11月 までのデータが公開されています。