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国際物流における登場人物

主な登場人物と役割

  • 輸出者(Exporter):商品を準備し、インボイスやパッキングリストなどの必要な書類を準備する。
  • フォワーダー(Freight Forwarder):輸送手段を手配し、関係各所と輸送を管理。
  • キャリア(Carrier:船会社・航空会社・陸送業者):貨物を実際に運ぶ手段を持っている。
  • 通関業者(Customs Broker):輸出入者に代わって税関に申告をする。(通関代理人)
  • 輸入者(Importer):現地で輸入申告を行い、法規制を満たす責任を負う。輸入に必要な書類を確認し事前に輸出者へ伝える。
  • 販売者(Distributor / Retailer):市場に商品を流通させる。販売開拓を行う。

貨物によって関与する行政機関・団体

  • 税関(Customs)
     すべての輸出入貨物に関与。税率番号の確認。関税計算、検査、書類の確認。日本の法律やルールに沿った商品が国に入っているかを確認。
  • 植物防疫所(農林水産省)
     農産物・木材・種子などを輸出入する際に検疫。害虫や病害の侵入を防止。食品、木材製品や植物などを輸出入する際に関連。
  • 動物検疫所(農林水産省)
     畜産物や動物由来製品に対して検査・証明を行う。
  • 検疫所(厚生労働省)
     食品、飲料、医薬品、化粧品などの輸入に関与。輸入食品届出書が必要な場合もある。実際に商品を検査する機関。
  • 経済産業省(METI)
     安全保障貿易管理を所管。戦略物資(機械、電気製品、化学品など)の輸出に許可が必要。輸出許可が必要な商品等もある。
  • 環境省
     廃棄物やリサイクル対象品(中古家電、スクラップ等)に関与。スクラップは年々各国ルールが変更しているため注意が必要。
  • 商工会議所(Chamber of Commerce)
     原産地証明書(Certificate of Origin) を発行する機関。EPAやFTAの特恵関税を利用する場合に不可欠で、輸出者は商工会議所で手続きを行います。発行するCOOによって発行する商工会議所が異なる。
  • 海外の認証機関
     米国のFDA、インドのBIS、EUのCE認証など、輸入国の規制当局が関与する場合もあります。安全規格、輸入ライセンス、通関などで必要な認証を申請する場合があります。

まとめ

国際物流は「貨物を動かす人」だけでなく、行政機関や商工会議所などの団体も含めた多くの関係者が協力して成り立つ仕組みです。
登場人物と機関の役割を整理し、責任範囲を明確にしておくことが、スムーズで安全な取引の第一歩となります。「誰が」「何をするのか」を事前に把握しておくことで確認もスムーズに行うことができます。

弊社では、輸出者・輸入者・フォワーダーとの調整に加え、検疫・各省庁・商工会議所への対応も伴走支援し、安心して国際取引を進められる体制をご提供しています。

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